めばえ学園

言葉や人間関係の発達に「遅れ」「つまずき」がみられる子ども達のための、幼児の通園施設です。昭和41年に法人認可を受け、以来、幼い子どもや障害児・者を理解し、自発的なより良い暮らしができるよう、発達の支援を続けています。めばえ学園は、昭和55年4月1日に精神薄弱児通園施設(現在は、児童発達支援センター)として認可を受け開設しました。

対象となる方

言葉や人間関係など発達上支援が必要な就学前の児童。

めばえ学園の療育方針

社会福祉法人嬉泉では、長年、子どもの発達や生活を援助する仕事を続けています。中でも自閉症をはじめとする「人との関わりを持つことができにくい」という特徴を持つ人たちに対する、療育の取り組みを行ってきました。

そしてこれまでの取り組みで、私たちは子どもの側から見ていく気持ちが何よりも大切であって、基本は、家族が中心となって、子どもとの安定した生活の維持や改善を心がけることが大事であると考えています。

子どもの表面に現れる態度や行動だけを見て、否定したりせずに、その奥にあるその子の心の働き(例えば行動や態度の元になっていること、どうしてその子は「そうせざるをえなかったのか」というようなこと)を考え、「まずは受け入れ、共感し、理解しようとすること」から始めます。そして、子どもへの好意を持ち続け、「人間的な触れ合い・交流」を積極的に展開していくことで、その大切さを根気よく分からせていくことや、周囲の状況や人との関わりを主体的に行う自我の働きを育てていくことを目指しています。

一人ひとりの発達課題を大切に

  • 「自由遊び」では、子ども達が好きに遊んでいるなかで、療育支援者が本人の気持ちや要求を理解したうえで、不十分な表現を代弁しながら人間関係をはぐくみます。
  • 「課題を設定しての指導」とは、課題を媒介としながら、人からの話や働きかけなどを理解し、人への関わり方を学ぶという指導です。
  • 「個別指導」「小集団指導」とは、療育支援者との基本的な交流ができているお子さんに対して、更に個々に応じた課題を設け、集中的に関わる指導です。

交流保育

子どもの発達の状況を考慮の上支援の一環として、同じ建物の中に併設されている保育所(すこやか園)園児と交流する機会を設けています。

多面的・長期的なサポート体制

定期的なお話合いや、勉強会をはじめ、必要に応じて保育参観、母子保育・家庭訪問などを実施して、ご家族が安心して意欲的に子育てができるよう支援に努めます。卒園後も法人が経営する子どもの生活研究所 相談部門(有料)など、継続した支援を受けることができます。

ご利用方法・手続き

利用を希望される場合は、直接学園にご連絡ください。 なお、施設のご見学は随時行っていますので、下記にご連絡ください。
  • 〒156-0055 東京都世田谷区船橋1-30-9
  • Tel:03-3426-2323
  • Fax:03-3706-7242
 

アクセス

所在地 TEL / FAX
〒 156-0055
東京都世田谷区船橋1-30-9
子どもの生活研究所内
TEL:03-3426-2323
FAX:03-3706-7242
交通案内
最寄り駅:
小田急線千歳船橋駅 徒歩5分
開所日時
開所日  :月曜日~金曜日
開所時間 :10:00~16:00
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